レシピ紹介【クッキングメモ】ビーツの赤紫はベタシアニンというポリフェノール


“ビーツ”

2022年11月12日

赤い色が抜けてしまわないように、丸ごと皮付きのまま茹でます

ビーツとは、てんさい糖の原料となるテンサイ(甜菜)の仲間です。ショ糖を多く含むため、ほんのりと甘みが感じられます。見た目は、赤くて丸い形が赤カブに少し似ていますが、カブとは別の種類です。収穫期は2回、春まきでは6〜7月、秋まきは11〜12月頃に収穫されて出回ります。特徴でもある赤紫の色素は、ベタシアニンというポリフェノールの一種です。

ビタミンB群の一種でもある葉酸を特に多く含み、ビタミンやミネラルなど栄養価の高い野菜です。欧米では一般的によく食べられている野菜で、ボルシチなど東欧を中心にさまざまな料理に使われています。ビーツの基本的な食べ方は、茹でたり、生でも召し上がっていただけます。特徴である赤い色が抜けてしまわないように、丸ごと皮付きのまま茹でることをおすすめします。水に少量の酢やレモン汁を入れると、より色鮮やかに仕上がります。

生食では、皮をむき食べやすい薄さにカットするひとも多いですが、有機なので、皮付きのまま薄くスライスして、サラダにどうぞ! サラダからスープ、煮込み料理からスイーツまでいろいろな食べ方を、旬のあいだにたのしんでください。何より色鮮やかなビーツは、食卓を飾ってくれる貴重な野菜です。

●簡単バルサミコ酢漬け
ビーツ約300gを薄切りにします。器にバルサミコ酢大さじ1(苦手な方はほかの酢でも可)、オリーブオイル大さじ1、洗双糖大さじ1、お好みで鷹の爪をいれ調味液を作ります。そこにビーツを加え混ぜ合わせます。冷蔵庫で1時間以上置くと完成です。バルサミコ酢を使うことで、他の酢にはない独特な香りと甘酸っぱさが味わえます。

●きんぴら
ビーツ約300gは、5ミリ幅にスライスしたら、さらに千切りにします。熱したフライパンにごま油をひき、ビーツを炒めます。少ししんなりしたら、洗双糖小さじ2、醤油大さじ2を回し入れ、さらに炒めます。味を確認し、薄ければ醤油を足し味を調えます。仕上げにすりごま(白・黒お好みで)をふりかけると完成です。

【今回紹介した季節の野菜】

有機ビーツ

【今回のレシピで使用した商品】

メンガツォーリamobio 有機バルサミコ酢 250ml 1,296円
日本オリーブ 有機エキストラバージンオリーブオイル 180g 1,458円
ビオマーケット 洗双糖(粗製糖) 1kg 497円
吉水農園 有機鷹の爪 8g 227円
オーサワの圧搾ごま油 140g 399円
金沢大地 有機醤油うすくち 360ml 810円
和田萬商店 有機黒すりごま 50g 227円
和田萬商店 有機白すりごま 50g 227円

 


 
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