【大阪府能勢町・原田ふぁーむ】 有機農業だからできる!つながり合って「捨てない」農業



“原田ふぁーむ”

米は捨てるところがない、循環型作物です。

「お米と野菜の両方を育てることで、無駄の出ない農業ができます」と「原田ふぁーむ」代表の原田富生さん。もみ殻、米ぬか、稲わらなどが、野菜を育てるうえでも大きな役割を果たすのです。そのしくみを見せていただきました。

【米】

  
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お米を収穫・脱穀した後、もみ殻は、くん灰(もみ殻を炭化させた土壌改良資材)や堆肥になります。稲わらは、近隣の牛の生産農場へ届けられます。

  
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1.稲のもみ殻で「くん灰づくり」

くん灰をつくる「灰はアルカリ性なので、土壌のPH調整に効果的です。また、多数の穴があり保水力が高く、有用な微生物のすみかにもなるんです」

  
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2.米ぬか、油かす、もみ殻で「自家製堆肥づくり」

くん灰をつくる「灰はアルカリ性なので、土壌のPH調整に効果的です。また、多数の穴があり保水力が高く、有用な微生物のすみかにもなるんです」

  
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3.稲わらの牛の飼料に「牛糞を堆肥に」

近隣の米農家から出た稲わらは、近くの牛の生産農場が、牛の飼料として引き取ります。農家はかわりに牛糞をもらい、畑の肥料に。        



“原田ふぁーむ”

ひとがつながることで、持続可能な暮らしに

「原田ふぁーむ」の循環は、生産者同士のつながりだけでなく、農業の外側にも広がっています。「ひび割れたトマトや曲がったきゅうりなど、出荷ができない野菜は、地域の福祉施設(就労継続支援事業所)に引き取っていただいています。大切に育てた作物を無駄にせず、別のかたちで食卓に届けられる野菜を捨てたり畑にすきこむのが減り助かります。お互いにサポートし合えるといいなと」自分の農園だけでなく、地域も持続可能でなければいけません。そのためには連携が必要です。


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