【熊本県宇城市】肥後あゆみの会・澤村輝彦さん<有機トマト>
100年後の未来の子どもたちに安心なものを届けたいという思いで、勉強しています。
熊本県の中央に位置する宇城市にある肥後あゆみの会。30歳のときから27年、自然に逆わらない、「自家製ぼかし肥料」と、タケノコや山菜などから抽出した天然エキス「天恵緑汁」を使った独自の環境保全型農業で有機農業に取り組んできました。4.5haハウス100棟という規模で、ほぼ有機トマト専業です。
「野イチゴは、誰からも肥料もらわないし、消毒もされない。でも、病気にかかることなくあんなに甘くて、しっかりと酸味もある。自分が目指す農業です。日々、研究しながら自然と戯れ、農業をしています。100年後の未来の子どもたちに安心な物を届けたい。そのためには、今やらなければならないことがたくさんあります」と、とても研究熱心な澤村さん。
ご自分のトマトをどうやって食べるのが好きかを尋ねたときも「生食がいちばん。みんなで言い合っているんだけど、そのままでおいしくなくちゃ、生で食ってうまいものをめざしているからさ」と言い切られました。自家製の「有機トマトジュース」は絶品です。